HR SUPER 3000 連続使用温度200〜220℃・使用限界温度300℃
使用方法動画
蒸気配管や給油管の漏れ止め エンジンブロック、クランクケース、ラジエーター等のクラックや腐食部補修 パイプ、バルブ、フランジ等の補修 熱交換器、ボイラー等の腐食部やクラックの補修 各種プラント機器・装置の肉盛り補修
ご使用に適さない条件の代表例 @アルカリ性の薬液に接する箇所 A熱水タンク、スチーム配管などの内側からの補修 ※外側からの補修は全く問題ありません 硬化促進剤について 促進剤は気温が20℃以上の時は使用しないで下さい
ご使用に適さない条件の代表例 @アルカリ性の薬液に接する箇所 A熱水タンク、スチーム配管などの内側からの補修 ※外側からの補修は全く問題ありません
硬化促進剤について 促進剤は気温が20℃以上の時は使用しないで下さい
・補修個所の準備
グラインダーやワイヤーブラシ等で、補修する表面に付着しているゴミ、泥、錆、タールや塗料等を除去し、金属面を露出させ、接着面を粗面にして下さい。
アセトン、MEKなどの脱脂能力に優れた溶剤で脱脂洗浄し、充分に乾燥させます。 ※熱の掛かっていない状態で補修する際、補修箇所が水で塗れていると、水と接触している面で硬化不良を起こす恐れがありますので注意して下さい。
付属の耐熱プライマーを薄手の清浄なウエスに染み込ませて下地の金属に薄く塗布します。耐熱プライマーは放置しても乾燥することはありませんので、特に放置時間をとる必要はありません。連続して作業を行って下さい。 尚、耐熱プライマーをビチャビチャに塗布したり、HR-S-3000に加えて混合しないで下さい。
・混合・攪拌
主剤と硬化剤とを等量取り出します。
下敷きやダンボール片、厚手のプラスチックシートなどの平板上で、付属のプラスチックヘラ又はパテナイフ等で混ぜ残しのないように手早く均一に混合して下さい。 ※使い切る前に硬化する恐れがありますので、一度に沢山の量を混合しないで下さい。
・ガラステープに塗布(※ガラステープご使用の際は樹脂の混合前に準備して下さい) 1.混合した樹脂をヘラを使ってガラステープの上に2〜3ミリの厚みで手早く塗り広げます。 2.亀裂や穴が大きい時や、高温・高圧の条件で補修する場合は、必ずガラステープを併用してください。
・補修箇所への塗布
樹脂を塗布したガラステープを補修する箇所へ貼り付け、又は巻き付けて下さい(1〜3回)。 ※ガラステープを併用する際はガラステープの編み目から樹脂が滲み出てくるようにしごいたり、ヘラで押し付けたりしながら充分に含浸させて下さい。含浸が不十分だと層間剥離の原因となります。
更に、その上へ混合した樹脂を塗布して仕上げます。 ※最初にデブコンを塗布する際は、接着面に擦り付けるように塗り込んで、下地処理の時に粗面にした細かい凹凸へ、デブコンを馴染ませます。
・硬化養生
気温が15℃以上の場合には、5時間以上放置して下さい。可能であれば一晩放置(約16時間)することをお薦めします。気温が15℃以下の場合には、加熱を必要とします。特に気温が10℃以下の場合は極端に硬化が遅くなり、5℃以下ですと殆ど化学反応が停止してしまう為に、 何日放置しても適正に硬化しません。 ※加熱して硬化を促進させる場合は、工業用ドライヤーや赤外線ランプ等を用いて80℃〜100℃の熱を夏期で1〜3時間、冬期で3〜5時間与えて下さい。 硬化養生が不十分ですと設備機器を運転した際に漏れが発生したり、剥離や割れが生じたりしますので注意して下さい。