優れた性能

下地処理作業をほとんど必要としない

下地処理一切無しで接着できる材質

【熱硬化性樹脂】FRP,ビニールエステル,エポキシ,ウレタン・・・
【熱可塑性樹脂】ABS,PC(ポリカーボネート),アクリル,スチレン,PVC(硬質塩ビ),ビニール,ナイロン・・・
【金属】鉄,ステンレス,アルミニウム,チタン・・・ ※表面に脆弱層による除去をお奨めします。


表面に軽い研磨等、下地処理をお奨めしている材質

ジシクロペンタジエン(DCPD)、CFRP、SMC、BMC・・・


接着できない材質

シリコン、テフロン(フッ素加工品)、ポリプロピレン、ポリエスチレン、アセタール樹脂(デルリン)

強度発現の強さ

接着してから常温養生で強度が素早く発現します。
製造ラインでの生産性を大幅に向上させ、養生スペースを削減することができます。

混合比に寛容

混合がずれても接着強度に大きな差が出る、硬化が不十分などの現象はありません。
接着強度のばらつきや精密機器による混合比の計量等の心配はありません。

条件
試験方法 せん断接着強度試験
試験片  SUS304
養生温度 25℃×24時間
試験温度 25℃

疲労に対する耐久性

サイクル疲労、振動などに対する耐久性が圧倒的に優れています。
恒久的な接着、振動や衝撃に対する耐久性を必要とする箇所への接着に最適です。

条件
試験方法   引張せん断接着強度試験
試験片    SUS304/AO420/SUS304
試験応力   最大せん断強度×50%(MPa)
サイクル速度 30Hz
養生温度   25℃×24時間
試験温度   25℃

抜群の作業性

垂れ落ちない粘度、優れた充填性
大型の成型品の接着や隙間を充填しシール製の確認が必要な箇所への接着に最適です。

 

膜厚差に寛容

接着剤の塗布厚みが変動しても強度に大きな影響を与えません。
塗布厚みの差が増加しても一定の接着強度を得ることが可能です。

条件
試験方法 せん断接着強度試験
被着材  SUS304
養生温度 25℃×24時間
試験温度 25℃

接着したままリサイクルが可能

接着剤を取り除かなくても、そのまま熱可塑樹脂を粉砕し、溶融後、リペット化が可能です。

 

PLEXUSの高い安全性

PLEXUSの主成分であるメチルメタクリレート樹脂は、一般的に人の皮膚への刺激性が少なく、安全性が高いとされています。エポキシ樹脂などに比較するとかぶれなどの症状が出る可能性が極めて低い、人体に優しい接着剤といえます。歯科関係やマニキュアなどの材料にメタクリレート樹脂が使用されている理由の一つです。

また、American Conference of Government Industrial Hygienists (ACGIH) 政府産業衛生アメリカ会議、Occupational Safety and Health Administration (OSHA)労働安全衛生局によるテストの結果、発がん性物質を含まないことが認められています。